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有料老人ホーム 介護職員
遊び心を忘れず、
スタッフ一丸となって「チームケア」を
ツクイ・サンシャイン杉並
介護職員
間野 総姫(2016年入社)
お客様やご家族の想いに寄り添う「夢ケア」に惹かれ
小さな頃から高齢者の方と接する機会が多く、一緒にお話をしたりするのが好きでした。ちょうど20歳になった年に介護保険制度が始まりました。そこで介護業界に進むことを決意し、長く訪問介護のヘルパーとして働きました。今から5年くらい前に、子どもに手がかからなくなったので、夜勤介護の仕事を探していました。正社員での採用を希望していたところ、ちょうどツクイがツクイ・サンシャイン杉並を始めることを知ったので、面接を受けました。研修1日目に見たビデオで、お客様の夢を聞き、それが叶うように訓練プログラムを組むという「夢ケア」の取り組みを知りました。そのビデオは、歩くことのできない方が、車で2~3時間かかる場所へお墓参りに行くために、機能訓練士が設計したプログラムに沿って訓練を重ねていくというものでした。介護士が寄り添って、トイレに行く場合の排泄訓練などを行っていました。お墓参りの当日、厨房のスタッフが道中で食べるお弁当を持たせてくれるシーンが印象的でした。お客様の夢を叶えるために何をしたらいいかを、ご家族とスタッフが一緒に考えて実現するツクイの介護に惹かれ、「ああ、私はこういうところで働きたい」と思いました。
お客様同士のコミュニケーションを豊かにしていきたい
これまでのキャリアで在宅介護に関わる時期が長かったので、お客様一人ひとりを尊重する意識は特に強く持っていると思います。加えて現在は現場の教育に携わっていることもあり、スタッフに対しても一人ひとりの個性や意見を大事にしたいと思っています。スタッフみんなのアイデアを上手く採り入れた「チームケア」をお客様に提供していきたいです。
また「味噌汁レク」というレクリエーションを企画し、1ヵ月に1回程実施しています。これは施設の中庭で育てている野菜を収穫し、お客様のうちどなたか一人の出身地の味噌と出汁を使って味噌汁をつくり、その日の昼食ですべてのお客様に提供するというものです。またコロナ禍の時期に、外出が規制される中で開催したのが「飲み会レク」です。感染状況が落ち着いた頃には、厨房スタッフに居酒屋メニューをつくってもらい、お酒も提供しました。お酒はお薬との兼ね合いもあるので、看護師も一緒に参加しました。このようなレクリエーションは、お客様同士のコミュニケーションも豊かにします。お客様が楽しそうにされている姿を見ると、この仕事の醍醐味・やりがいを感じます。これからもお客様に色々なことを楽しんでいただくために、遊び心を忘れないようにしたいです。
介護経験の浅いスタッフが、初心を思い出させてくれる
介護経験が長いと、ともするとお客様よりもスタッフにとって都合のいい考えをしそうになりますが、ツクイではそれを戒め、常に初心を忘れないことを大切にしています。介護経験の浅いスタッフの方が、お客様のご家族と同じ目線だったりするものです。当たり前のことをちゃんと言えて、質問のできるスタッフが、ベテランスタッフに「ああ、そうだよねえ」と初心を思い出させてくれます。正直で素朴なスタッフが、どんどん伸びていく印象です。
ある一日の流れ
出勤・申し送り・起床介助
夜勤スタッフからの申し送り
お客様を起こし、着替え、排泄ケアをします
朝食準備・介助
食事の配膳や介助を行います
服薬
食後の服薬介助を行います
口腔ケア・排泄ケア
口腔ケアのお声掛けをしたり、必要に応じて介助をします
食事準備・介助
食堂にお客様を誘導しお食事の介助をします
昼食・服薬
レクリエーション・体操
おやつ
おやつの配膳、介助などをします
介護記録・退勤
お客様のその日のご様子を介護記録へ入力します