代表メッセージ
ツクイが大切にしていること
当社が福祉事業をスタートさせた当時は土木が主体の事務所の片隅に介護部門があって自治体から委託で訪問入浴サービスを行っていました。訪問入浴サービスを利用されるお客様は障がいや疾病などにより入浴の困難な方がほとんど。スタッフは心地よく入浴していただくにはどうすればいいのか懸命に考えますし、お客様から教えられることも多い。貴重な経験ですよね。役員をはじめ、スタッフの多くはそんな貴重な介護の現場を経験しています。
ツクイは介護事業者として40年以上の歴史があります。私たちが、創業当初から変えていないのは常にお客様目線というスタンスです。介護される方の立場に立たないとよいサービスは生まれませんし、選ばれ続けるのは難しいでしょう。介護保険制度施行後、介護はお客様に選ばれるサービス業へと変わりました。そして、2025年を前に今、介護事業者に求められるサービスの品質も上がってきています。それに応えるために、ツクイはお客様目線というスタンスを貫き、フィールドマネジャーや本社がサービスの品質をしっかりと管理できる体制を整えています。
介護の現場における人材の多様性
介護業界においても人材不足の課題はありますが、ツクイでは積極的にダイバーシティを推進しています。1つの例として技能実習生をはじめ多くの外国人を受け入れています。受け入れをした施設を見ると、新しい風が入ることで活性化され、お客様の反応もとても良いことに驚かされます。
彼らは一生懸命勉強するのでお客様も応援します。時には言葉を教えてあげたり、助けてあげたりする。お客様にとっても、自分たちが育てているような気持ちになって、応援することで、元気になる。そんな良いサイクルができていると思います。一緒に働く側にとっても初心にかえるきっかけとなり、新たな気づきからサービスの向上につながると思います。外国人に限らず、介護の現場における人財の多様性は必ずプラスになると考えています。
ツクイで働く魅力
ツクイでは様々な働き方を創造しています。その理由は労働人口が変化するなかでさまざまな働き方に対応していかなければならないからです。そこで、同じエリアの中でさまざまなサービスに携わりキャリアを積める環境を作りたいと考え「Area Crossing Tsukui-crew(以下「ACT」(アクト))」とネーミングして新たな働き方を創りました。
一言に介護の仕事といっても日中にお客様を迎え入れるデイサービスと夜間もサービスを提供する住まい系の施設では仕事内容や得られるスキルも違ってきます。「ACT」を希望したスタッフは、エリア内で未経験のサービスに挑戦します。そういった経験をすることでデイサービスでもお客様の1日の生活を考えながらサービスが提供できるようになります。今までと違う介護現場を知ることで新たな発見があり、業務の改善や品質向上につながると思っています。
このように、ツクイにはフィールドがたくさんあります。キャリアを積む方に対する支援制度があり、成長できる環境があります。また、一生懸命な人を適正に評価できるキャリアパス制度も整えています。スタッフが人としても成長できる企業をツクイは目指しています。