ツクイグループはダイバーシティ(人財の多様性)経営の推進を図るため、女性の活躍の推進をはじめ、障がい者、外国人、学生、シニアなどを積極的に雇用しています。また、風通しの良い職場環境の構築としてだれでも利用できるキャリア相談窓口やLGBT相談窓口などを設置しています。
女性の活躍
ツクイは、特に女性が多く活躍しています。皆さんに長く、安心して働ける環境を提供するために、女性がいきいきと活躍できる職場を目指しています。
(2022年3月)
女性の活躍を応援する行動宣言
女性の活躍を応援する「かながわ女性の活躍応援団」に参画しています。
ツクイの女性の活躍を応援する行動宣言
1. 自社内における取り組み
- 1)女性の管理職への登用について、今後も40%以上を維持し続けるとともに、個性や能力をより発揮できるよう、その活躍の職域拡大に取り組んでいきます。
- 2)ライフステージの変化により、職場を離れた人材について「ジョブリターン支援制度」の利用促進を行い、その復職を支援するとともに、再び女性がイキイキと活躍できる職場づくりを行います。
- 3)女性同様に男性も、積極的に育児に参画できる風土づくりに努め、性別を問わず家庭と仕事を両立しながら、全ての従業員が活躍できる職場環境を創っていきます。
2. 社会的ムーブメント拡大のための取り組み
介護業界は、女性がさまざまなスキルを身につけながら、ワークライフバランスの取れた働き方が実現できる業界であることを、広く発信していきます。
What’s『かながわ女性の活躍応援団』
女性の活躍を推進するための取り組みに積極的で、神奈川県にゆかりの深い企業の男性トップ20人と知事によって、2015年11月に誕生した応援団です。
子育てと仕事の両立
ツクイは、出産や子育てといった従業員の大切な人生のステージを応援しています。従業員一人ひとりが、子育てと仕事を両立し、その能力を最大限に発揮できる職場づくりに取り組んでいます。
「くるみんマーク」

厚生労働省は次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業を「子育てサポート企業」として認定しています。この認定を受けた企業の証が、「くるみんマーク」です。
『イクボス』『イクメン』促進

ツクイでは、従業員が安心して子育てをできるように環境整備に取り組んでいます。男性の『イクボス』『イクメン』促進により、男女共に従業員一人ひとりが活き活きと働けるよう、ワークライフバランスを推進していきます。
What’s『イクボス』&『イクメン』
『イクボス』とは、「部下や同僚などの育児や介護・ワークライフバランスなどに配慮・理解のある上司」のことです。
『イクメン』とは、「子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性」のことです。
ツクイData
2021年度は、ツクイホールディングス・ツクイの2社合計で15名の男性が育休を取得しました。
介護と仕事の両立

ツクイでは、従業員が介護と仕事を安心して両立できるよう職場環境の整備に取り組んでいます。介護事業を行う企業として、介護に直面する従業員を支援するとともに、多様な人材が活躍できるよう、今後もワークライフバランスを推進しています。
What’s『トモニン』
仕事と介護を両立できる職場環境の整備に取り組んでいる企業が使用できる、厚生労働省が作成したシンボルマークの愛称です。
障がい者雇用
障がい者雇用の促進と活躍を推進しています。障がい者雇用を社会の参加者として、経営戦略の一環として捉え、ツクイグループ各社のオフィスサービスなどの業務を行う株式会社Grasolが2021年7月に設立されました。
学生・シニアの雇用
介護スタッフの仕事には、有資格者が行うべきものと、無資格者でもできるものがあります。その特性を活かし、業務内容を資格有無で分解し、資格がなくてもできる業務を高校生アルバイトやシニアに担当してもらう仕組み、「高校生ケアサポーター制度」を導入しました。これによって、業務負荷の軽減とコア業務への集中を実現するだけでなく、お客様満足度の向上、従業員のモチベーションアップ、そして高校生に対してスキル獲得機会の提供を実現しました。
高年齢者の雇用
2022年3月末時点で65歳以上の従業員(非常勤含む)はツクイグループで4,568名在籍し、管理職や専門職など、多様な職種で活躍しています。また、2018年度からは、定年後の再雇用者(嘱託従業員)へ社員同様の評価制度を導入し、賞与評価の対象としています。
グローバル人財の雇用
介護分野における人材不足は業界全体の課題となっています。ツクイでは良質な人財を安定的に確保するため、2019年より介護を学ぶ外国人技能実習生をベトナム社会主義共和国から受け入れています。 現在、技能実習生の他にも多くの外国籍のスタッフが活躍しており、18カ国243名(2022年9月末時点、特別永住者除く)のグローバルな人財が働いています。
国籍、性別、年齢に関係なく優秀な人財が活躍できる場となることを目的として、多様な働き方を推進していきます。